『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』 21年の軌跡
3日目!
とりあえず3日坊主にすらならない、という結果にならなくて良かったです。
今回は最近劇場で見たこの映画。
「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」
「デジモンアドベンチャー」シリーズの最新作映画にして、そのタイトル通り、恐らく最後の作品になる映画。
私、デジモン好きなんですよね。
どれくらい好きかというと、ポケモンかデジモンかと言われたら、デジモンを選んじゃうくらいには好きです。
ポケモンも好きですけどね。
アニメもゲームも全部手を出すほどのオタクではないですが、それなりに最新作が出たら、気になるぐらいには好きです。
でそんな私が一番好きなデジモンシリーズが「デジモンアドベンチャーシリーズ」です。
ちなみに無印だけでなくて02も含めてです。
ファンの中には02はそこまでという方もいますが、私は02も好きです。
というか02からデジモンシリーズにハマった記憶がありますから、寧ろ私のデジモン好きの原点です。
そのデジモンアドベンチャーが最新作をやるっていうんだから見に行かなきゃ、となって見に行った所存です。
あ、ちなみにtriは見てないです。
劇場で見る機会がなくて後で見ようと考えてたら、評判が悪すぎて見るのが怖くなってしまったパターンです。
だから正直少しビビりながら見に行きました。
その結果ですけど…
最高
いや本当見に行って良かったです。何ならその後もう一回見に行きました。
新しい進化のデザインやら一部キャラの扱いに不満はありましたけど、それを帳消しにするぐらい良かったです。
ということでここからは感想です。
ネタバレもありますので注意でお願いします。
感想
初手ボレロ。
これだけでもう満足。
やっぱりデジモンアドベンチャーの映画と言えば、これって感じです。
思わず感極まって目が潤んじゃいました。
子供の頃、「ディアボロモンの逆襲」が大好きで何回も見ていた自分としては、本当に最高でした。
序盤でもう見に行った甲斐はありましたね。
そしてその後は現実世界に来ることに定評のあるパロットモン。
またお前か。
ここでパロットモンをデジタルワールドに返すために、戦闘が始まるんですけど、成長したヒカリ、可愛すぎない?
顔も声もファッションも正当進化感が凄い。
無事にパロットモンを返した後は、皆でお食事。
かと思いきや、太一とヤマトは用事があるからとキャンセル。
2人ともこれからに迷っている様子。
この辺は私も大学生としてこれからに不安を感じていたことから、凄い共感出来ました。
太一たちの成長と自分の成長がシンクロする感覚は今後も味わえるんですが、この辺がこの映画の1つの醍醐味ですね。
作品としての歴史の積み重ねというか、長く続いたからこそ出る深みといういうか、タイトルにも書きましたけど、21年分の軌跡がこの映画の面白さを作っていると思います。
そんな中、選ばれし子供たちの意識を奪っているデジモンがいるから手を貸してほしいとメノアと井村が現れる。
メノアはデジモンを研究している女性で、井村はその助手だそうです。
ここからはエオスモンとの戦闘なんですが、安定の舐めプ。
とりあえず成熟期で挑むのは基本です。
最終的には、オメガモンになって倒そうとするのですが、そこで何とオメガモンの進化がキャンセルされます。
そのせいでエオスモンには逃げられちゃいます。
ダメージも受けてないのに、進化が解かれた理由を考える太一たちに、メノアは大人に近づいたことによってパートナー解消に向かって進んでいる最初の状態だと伝えます。
途方に暮れる中、井村の怪しい行動を見たヤマトは井村の尾行を始めます。
同時にニューヨークにいる大輔たちにメノアと井村の素性を探るように連絡。
チビモンかわわ。
ここまで書いてふと思う。これ感想ではなく、ただの雑なネタバレでは?
まぁでもここまで来たら最後まで行きます。
調査の結果、井村なんて人間は本当にいるのか?という結論にたどり着く大輔たち。
その報告を受けたヤマトは井村を黒だと考えます。
ここまで来ると、大方気付くと思いますが、主犯はメノアです。
井村はミスリード。
でもそんなことを知らず、井村を問い詰めたところ、実はFBIであることが判明。
そんなことをしているうちに太一とヤマト以外の6人の選ばれた子供たちはメノアとエオスモンによって、意識を奪われちゃいます。
正確にはもっと過程があるのですが、今回は割愛。
太一とヤマトは、進化をするとパートナーシップの解消が早まることを知りつつも、メノアとエオスモンのもとに向かいます
この時点だとまだそこまで決心がついてないように感じます。
あくまでも何とか出来るのが自分たちしかいないからといった感じ。
一度はエオスモンを倒すも、エオスモンは増殖。
選ばれし子供たちが、メノアの作った、子供のままにパートナーデジモンとずっといれる世界という幻想に囚われ、メノア側に回ったこともあり、撤退。
この辺のメノアのイカレ具合は凄い。
メノアも可哀そうな境遇なんですよね。頑張った結果、一番の友達であったパートナーデジモンと突然別れるという。
撤退し、悩む太一たちの後押しをするアグモンたち。
ここで最後の決意がついた感じです。
そしてまたメノアとエオスモンと対峙。
オメガモンになって一時は押すも、メノアとエオスモンが合体したところでまた戦況は一変。
オメガモンはやられ、選ばれし子供たちのデジモンたちに取り押さえられる。
それでも諦めない太一。もがき、手を伸ばし、ヒカリの笛を手に取ります。
そして鳴り響く笛の音。
良いですよね、笛の音から始まったデジモンが笛の音で終わる。
まさかまたこの笛が聴けるとは。
そしてこの笛の音で目を覚ました選ばれし子供たち。
力を合わせ、エオスモンに立ち向かいます。
ここまで書いててなんですけど、この場に空いないんですよね。
もうピヨモンに戦わせたくないからとかなんとかで。
この辺の詳しい理由は、tri見たら分かるのかな?
しかしそれだけではエオスモンには勝てません。
そこで生まれる新たな進化。
人型デジモン。うーん、人型デジモンは嫌いじゃないけど、今回のこの2体はなぁ。
好きな人もいると思うので、あまり言いたくありませんが、おっさん感が凄い。
ただまぁデジモンとしては、圧倒的な強さのようでエオスモンを倒します。
無事、エオスモンを倒した太一たちですが、アグモンたちとのお別れが待ってます。
デジモンアドベンチャーの最後のシーンのように互いのデジモンたちと2人きりで話す太一とヤマト。
ここで、予告で見たときからグッと来ていたあのセリフが
「太一、大きくなったね」
なんかもう言葉では言い表せない感動。自分にも言われているようで本当に心にきました。
自分も太一たちと同じように大きくなったんだ、太一が勇気を出して、アグモンとのお別れになる一歩を踏み出したように自分も進まなきゃいけないって気持ちになりました。
ヤマトとガブモンの方は安定のハーモニカ。この2人はこれですよね。
そして「明日は何をしようか」と問いかける2人。
しかし、その隣にデジモンの姿はなく…
あぁぁ消えちゃった…
実は何事もなく隣にいるままなんじゃないかと予測していたんですよね。
そういうのも途中でゲンナイさんが現れたんですけど、その際に「無限の未来があれば、あるいは…」的なことを言ってたんですよね。
だから「明日は何をしようか」と言った時点で未来が生まれて、アグモンたちはまだ残り続けるんじゃないかと思ったんですけど、そんなことはありませんでした。
現実は無情です。
ただそれでは終わりません。太一たちは前に進みます。またアグモンたちに会えることを信じて。
最後に今まで迷っていた太一のやりたいことが決まって、映画が終わります。
でもその後のエンドロールも良いんですよね。
選ばれし子供たち1人ずつに焦点を置いた一枚絵が流れるんですけど、02組のパートナーデジモンはまだ隣にいるのにも関わらず、無印組はもういないんですよね。
あぁ本編の後にそれぞれにも別れがあったんだぁ、と想像させられちゃいます。
とまぁこんな感じで映画は終わりです。
随分と雑な感想になっちゃいました。
ここまで見て、私は思ったことがあります。
「あれ?02の最終回の未来の世界にデジモンたちいなかったっけ?ここからまた会うのかな?それとも別のそれとは世界線的な?」
気になって、買ったパンフ読んでみたところ、あの後普通に会えるみたいですね。
あくまで今回描いたのは、そこに至るまでの間に起きた1つの話って感じです。
普通に再会できることに萎える人もいそうですが、私はそれを聞いて安心しました。
元々、無印のあのお別れエンドも好きでしたが、それより02のずっと一緒エンドの方が好きだったので。
とまぁこんな感じで大方満足の出来る映画でした。
ただそれプラス今までの思い出補正やこの長く続いたからこそ出る深み?も合わせて最高って感じになりました。
お陰様でデジモン熱が高まったしょうがないです。
思わずデジモンアドベンチャーシリーズの映画全部見ちゃいました。
無印のアニメの方も公開記念一挙放送の時に見たので、何処かで02の方もぜひ見たいですね。
では今回はこれぐらいで。
ではでは。